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zoom RSS 1/16(火)医師、訪問看護師、介護士、患者が集まって「夜の茶話会」

<<   作成日時 : 2018/01/21 15:10   >>

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学生の実習が終わったこの日は、第3火曜ということで、

夜の茶話会。



この日は、在宅医、訪問看護師や施設で働く介護士が初参加。

少ないのかなと持っていたけど、結局10名で。

らふ会員の患者さんも参加してくれました。



私もこの会員さんも、実は患者仲間が在宅医療を受けることになって、

相談を受けていて、とても医師の言葉に戸惑う患者さんや家族の声に苦慮していました。



「もう治療を続けることが難しい」


と言われた患者さんが、「家で過ごす」ことを決めて、

大事な時間をそこで過ごそう、家族と楽しい時間を持とう、

と思うには、いろんな支えが必要です。



「本当に家で過ごせるの?」

「痛くなったらどうするの?」

「病院と違って、医者も看護師もいないじゃないの?」

「何かあったらどうするの?」


在宅医という、家にきてくれる医師がいます。

訪問看護師という、家に来てくれる看護師がいます。

介護保険を使うことが出来れば、訪問介護を受けることが出来、

食事や掃除などをお願いすることが出来ます。

入浴だってできたりします。

福祉用具、例えば介護用のベッドを借りたり、

手すりなどをつけることも、車いすを借りることもできたりします。


ケアマネージャーさんが色々な手続きや

ケアプランを立ててくれます。



でもね、年齢や状況によっては、介護保険を使えないこともあります。

しかし、自費になることもありますが、

ベッドなどは、安価で借りることができたりします。

これらも是非相談されることをお勧めします。


こういったことを「お家に帰りませんか?」と声をかける

病院側の医師や看護師、相談員がどこまで知っているのだろう?


という話になりました。


そして、患者にとっては、これからお世話になるかもしれない医師や訪問看護師よりも、

今 治療している病院の医師の声、看護師の話、相談員のことを信用してしまいます。


その患者や家族が在宅医療や介護の詳しい、その現場を知っている人でない限り、

その情報は皆無と言っていいからです。

「知らない」「見えない」ことは、「不安」でしかありません。



がんの治療が始まる時、不安と恐怖でいっぱいになるのは

自分や自分の周りにそう言った経験のある人がいないからですし、

この先、本当に生きられるのか?がわからないからです。


少し先が見えたら、覚悟も出来るし、納得し進めることも出来る。


だから、らふへ来る患者さんたちは、少し前を行く先輩の声を聴いて、

「そうか、そういうこともあるんだな。

こんなことも起こるかもしれないんだ」

と覚悟を決める。自分で選び、進んで行く。


よほど間違った危険な方向でない限り、

「自分で決めた」それらのことを応援する。



「見える」ようにする為には、在宅医療や介護について、

送る側の病院の医療者がもっと知っていてほしい。



患者や家族は、困っている。



「残念ながら積極的治療は、もう体の状態が良くないので、これ以上出来ることはありません。

続けることがいいとは思わない。でも、

うちの病院(急性期病院)で治療はできないけれど、

いつまで命があるのか、この先のことは誰にもわからない。

もしかしたら、何年も命が続くのかもしれません。

これからは、家で過ごしたいなら、家で在宅医の先生にお願いして、来てもらったらいいからね。

そして、緩和ケア外来のある○○病院に行って、話も聞いたらいいからね。」


と言われ、


「あぁ、病院に放り出された」


と感じてしまう。


ちゃんと病院は、在宅医、訪問看護師、訪問看護、ケアマネに繋いで、

さて、これでよし、と思っている。



家に帰ったら、いつもの生活に戻れるんだ、と思っていたら、


次から次へといろんな人が来て、

書類(契約書など)にサインを迫られる。

そして次から次へと知らない人がやってくる。



あぁ、しんど。

これが在宅医療なの?

聞いてないよ。


って感じになる。


そして、なぜか今までの治療をしていた病院の

「診察日」が予約されている。


医師は、「やることがもうない」と言ったのに、「予約」をとり、

採血だとか、検査だとか入れる。


「え?治るの?だから検査するの?」


と希望を患者や家族は持つ。

当然の心理。

だから、どんなにしんどくても「診察」の予約がある日は、

家から行くのです。

しんどいのに、待つのです。


そして診察に行けば、

「お家で大丈夫?

何かあったらうちに来たらいいからね。」




え?来ていいの?

もう何もできないって言ったじゃない?

今の「主治医」は誰?



多くの患者や家族にとって「医師のことば」は一番です。

ほとんどがそうだと思います。

そして、今まで診てくれていた「医師」の言葉が一番なのです。



本当に、この患者さん本人が家で過ごすことを望み、それを支援するなら

そして、本当に「在宅医療」を国も勧めるなら、もっと見えるように

安心出来るように勧めるべきです。


「これからは、お家に来てくれる、○○先生があなたの主治医です。

あなたの今までのことは、○○先生に全てお話してあります。

やりたいこと、聴きたいこと、わからないことは、○○先生や

お家へ来てくれる訪問看護師さんという看護師さんに相談して。

家族と楽しい時間を過ごしてください。

病院と違って、いつ寝てもいいし、いつ食べても、いつお風呂に入ってもいい。

自分の生活を大事に過ごせます。

大きな音でテレビを見ても、音楽を聴いてもいいんだからね。

私は、この病院で、○○先生と連携を取っているから、

もし私やこの病院が必要なら○○先生から連絡が来るから、

安心していいんですよ。」



そんな風に言ってもらえたら、家に帰ることも、

家で過ごすことも出来るんじゃないのかな?


病院にずっといても、先生が自分のところにやって来てくれるのなんて、

ほんの数分。看護師さんだってそう。

24時間のうちのほとんどが一人きり。


食事を運んでくれたり、

掃除は、今度は訪問介護のサービスに変わる。


頻繁に医師や看護師の訪問が必要な時は、

それが出来る。



そして、誰もが病院でいても

家族や周りに囲まれて、ドラマみたいになくなるわけじゃない。

家でいても、

病院にいても、

施設にいても、

そんな風に行かないことも多い。



人は一人で生まれて、

一人で死んでいく。


誰かと一緒に行くことの方が稀。



これを読んで、怖がらせているかもしれないけれど、

これからを生きていくために、私はそんなことを心にとめて、

生きることの方がずっといい人生を歩けるんじゃないかと

ここへきて、前に進む仲間と共に思っている。



みんないずれは、逝くのだから。

患者はみんなそれを覚悟するんだから、

医師は、本当に日本の医療を考えるのなら、

いろんな人に託すこと、他の医療者や現場を知ることも

大切なのではないかと思う。

そして、それを伝え、その人のこれからを決めてもらうための

「医師の言葉」が必要じゃないのかな?

そして安心してつなぐ誰かの力も。



医師は忙しすぎてそれが出来ないというけれど、

だとしたら、その今の現状を変えることが第一なんじゃないのかな?


どんなに忙しくても、新しい医療技術や薬のことを知るよりも、

いろんなところへ出向き、自分の患者さんをどこへどうつなぐのか?

これからの医療をどう考えるのか?

子供や孫やその先まで本当に今の制度が続けられるのかを

考えている医師を私はいっぱい知っている。



人間は、欲深い。



もっと、生きたい。

もっと、お金が欲しい。

もっと、美しくありたい。

もっと、医療がよくなって、がんも認知症もなくなればいい。




でも、




正直、私は無理だと思う。

医療は日進月歩。

本当に医療は進んだけれど、

命には限界があり、

全ての人が老いることなく、

健康で生き続けるなんてことはあり得ない。




それよりも、


どんな病気になっても、人は

幸せに最後まで生きていく覚悟をする方がいい。

そして、どんな病気になった人のことも、

受け入れられる世の中になる方がいい。



人の命なんてわからない。



だから、一生懸命生きていきたいと思う。

そして、できるなら笑顔で過ごしたい。

笑うことは、人も自分も幸せにする。



私は、亡くなった多くの仲間がいろんなことを教えてくれた。



だから、どんなことがあっても

笑っていたいと思います。





























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