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zoom RSS 6/15(金)16(土)は、日本緩和医療学会学術集会PALへ

<<   作成日時 : 2018/06/24 22:17   >>

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もう先週になってしまいましたが、

神戸国際展示場やポートピアホテルで開催された、

緩和医療学会学術集会。

どうしても聞いてみたいお話もあって、行ってきました。

関空から三宮までリムジンバス、という手段を選んで。

荷物をもって乗り換えるより、バスの方が便利だよ〜って

聞いて、始めてバスで三宮へ。

ゆっくり座れるし、便利で快適でした〜

これからは、これで行こう!


なんて思いながら。



いくつかの講演を聞きましたが、

一番私の収穫だったのは、「がん教育」のお話。

東京女子医大 がんセンター長 林和彦先生のお話でした。

医師でありながら、がん教育を広めたいと教員免許を取った。

子供たちに伝えたい、その思いを菊谷理事とお聞きして、

なるほど、そういうことなんだととっても納得でき、

ぜひ私たちもやりたい、と二人で思ったのでした。

ざっくりと話すとこんなお話でした。


【今まで10数年がん検診啓発をやってきたリ、

市民公開講座をいろいろなところでやってきた。

2人に一人ががんになる時代だといくら言っても、

日本の死亡原因は「がん」が第1位だと言っても、

検診率は一向に上がらない。

40%以上は増えないし、市民講座や啓発活動には人が集まらない。

集まらないから、動員をかける。

でも、その人たちはすでに意識がある人たちなので、来る必要もない。

啓発は一向に広がらない。

マスコミは、芸能人ががんになった、がんで亡くなったと報道する。

それが、もう治らない病気であるかのように。

もちろん、治らない場合もあるけれど、

早期発見すれば、「がん」が治る確率は90%以上だ。

しかし、そんなことをきちんと知っている市民は少なくて、

だから、告知を受けた時点で離職してしまう。

「がん」治療後の5年生存率は約60%にもかかわらず。

乳がんや前立腺がんの早期発見では、5年生存率は90〜100%なのに。

離職してしまったら、例えば1000万プレーヤーだった人が

300万の年収に下がってしまう。

上手に傷病手当をもらいながら、職場復帰まで頑張れることも多いのに、

自分の状況をちゃんと把握せず、がん=死 だとまだまだ多くの人たちが思っている。

正しい情報を手に入れることなく、「意識」がそうなっているのだ、と。

でも、こんなことは日本の国にとって損失でしかない。

けれど、もういくら検診啓発を大人に向けてやっても、無理じゃないか。

だってこれだけやっても一向に上がらないのだから。


それなら、こどもたちへ 「がん教育」として学校で教えよう。

子供たちの心はとっても豊かで、いろんなことを考える。

子供たちに「がんについての知識」の教育をするのではなく、

「がんについての意識」の教育なんだ】


【究極のがん検診啓発だ】と話されていました。

そして、中学3年生の子供に「がん教育」をして、

「がんって検診を受けていたら、早期に発見出来るんだ。

そしたら、また治療をして、元気にその後を生きることが出来る病気なんだ」という

意識が生まれる。

この子たちが15年経ったら30歳。

そして、この子たちの意識の中に「がん検診は行くべきもの」「自分の体は自分で守る」ということが

あれば、日本の皆保険制度も守られ、必要な社会保障が守られていくんじゃないか。


そう考えると言われていました。

がん教育は、教師が行うのが一番いいと思い、

自分も教員免許を取った。

この授業には、医師やがん体験者も必要で、

みんなでやるのが好ましい、と話されました。


本当にその通りだなと理解でき、私たちにも

出来ることがありそうだ、といろんなことが思い浮かびました。


この先生のかかれた本を帰って来てからアマゾンで手に入れました。

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この本です。

子供でも大人でもすごく読みやすい、

とってもいい本です。

もし、「がん教育」について知りたいと思っている方がいらしたら、

是非読んで頂きたい。



私は「国の方針」とか上から下りてくる様々なことに関して

本当はどういう目的でこれをやるんだろう?と

疑問に思うと動く気になれません。


でも、この林先生のお話を聞いて、そしてこの本を読んで、

私は納得できた。


もし、私たちにお手伝い出来ることがあって、

15年後、検診率やみんなの意識が変わっていたら、

私たちも生きがいになる、がんになった意味もあるんだと

みんなで思えるな、と感じました。


この地域が本当に安心、安全で暮らせる地域にするには、

こんな「意識の教育」が必要なのだと思うのです。

大切な社会保障制度、皆保険制度は、

自分たちが守らなきゃいけない。

防げるものがあるなら、防ぎ、

もしがんになってしまっても、早期に見つける努力をする。

医療費の削減を声高に叫ぶよりも、そういう意識を持つことが

みんなの幸せに繋がるんだと思う。

適切な医療を、必要なだけ受ける。


いつも私たちがみんなで話していることです。

私たちの考えていることをちゃんと具現化して、言葉にして、

わかりやすく、それを現実的に広めようと

考えられた「がん教育」なのだと思います。



依頼されていることがあり、それをどうしようかと迷っていたので、

とてもすっきり。

逆に張り切ってやろう、楽しんでやろうと思います。


15年後を楽しみに、みんなで生きていたいと思った、そんなお話でした。





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