11/17(土)本日、それぞれの看取りを考える市民の集い 開催しました~

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今日は、りんくう総合医療センターりんくう教育研修棟で、

公益財団法人 在宅医療助成 勇美記念財団より助成いただき、

「それぞれの看取りを考える市民の集い」を開催しました。


柔道オリンピック金メダリスト 

斉藤仁さんの奥様 三恵子さんをお迎えして、

2015年1月に胆管癌で亡くなられるまでの様子を

蓮尾がインタビューして、トークショーを行いました。

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柴本理事が三恵子さんを紹介。

その後、斉藤仁さんの活躍をNHK総合テレビで放映された

「あの人に会いたい」のDVDをまずみんなで拝見しました。

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その姿は、今にも柔道で組み手をしそうな、

投げられそうな、そんな気迫も感じられました。

そこには、斉藤仁さんの柔道への熱い思いがいっぱい詰まっていました。

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三恵子さんから、結婚に至るまでの出会いや、結婚生活、

子育て時代など、いろいろお話しいただきました。

というか、ミーハーな私がお聞きしたのですが(笑)

胆管癌の告知を受けられたとき、

また治療を受けられているとき、

民間療法を選ばれたとき、

そして、もう手立てがないと大阪へ戻られたとき。


それぞれの場面での大変だったこと、

ご主人の様子、自分の思い、息子さんの言葉、

いろいろお話下さいました。

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最期に耳は聞こえると聞いていたから・・・と

息子さんたちが、そして三恵子さんが

ご主人に声をかけられた話を伺ったときは、

涙で声が詰まってしまわれましたが、

たくさんお話をしてくださいました。


第2部は、座談会。

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在宅医 出水クリニック 出水先生、

緩和ケア医 岸和田市民病院 緩和ケア内科部長 川島先生、

あるふぁ訪問看護ステーション がん看護専門看護師 長尾充子看護師

出水クリニック 訪問看護認定看護師で らふの理事でもある、 菊谷八重看護師、

らふの理事であり、(社)日本エルダーライフ協会 代表理事 柴本さん

も入って、座談会です。

斉藤三恵子さんから、ご自分が体験したことをもとに、

それぞれの困りごとをどう伝えたらよかったのかを、

伺いました。

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緩和ケアについて、在宅医療、訪問看護、相談窓口についてなど、

様々なお話をそれぞれの立場でお話下さいました。


病院であれ、在宅であれ、

自分たちができることが何かは、

その人それぞれの生き方や、暮らしを考え、

その思い、その方の生きてきた物語に寄り添うことが

一番だと、お話下さいました。

だからこそ、医療や介護が必要になった時、

お任せではなく、「どう生きたいのか?どこで過ごしたいと考えているのか?」を

大切な人たちに伝えておくことが一番大切なんだとお話下さいました。


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ここでしか聞けない話がてんこ盛りで、

本当にいろいろなことを考える機会になったと思います。

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120名というたくさんの方がお越しくださいました。

医療者、特に看護師さんがたくさん参加くださって、

本当に感謝しています。


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今回登壇くださった先生や看護師さんは皆さん、普段からお付き合いをさせていただき、

患者さんのことを一緒にサポートしてくださっています。

時にお願い事を互いにする信頼関係を持ち、

患者さんやご家族にかかわることもあります。

私もチームの一員だと、自負しています。


もし、どう生きたいか?

してほしくない治療が何か?を自分で決めていても、

それを伝えられているのか?

黙っていても、家族もわかりません。

誰かに思いを伝えなければ、自分の思う人生を生ききることは

難しいと思います。

どこにも正解はありません。



今日の三恵子さんは、家族としてもっとできることがあったのでは?という

思いを持っておられるのかもしれませんが、

私たちが全員思ったことは、


「日本を背負ってこられ、

戦い続けた斉藤仁さんだからこそ、

どんな治療も自分で決め、

うまくいかなくても、自分で納得し、

誰に文句を言うわけでも

誰かのせいにするわけでもなく、

自分の生き方を全うされた」


ということです。


そして、それを一番信頼し、愛していた三恵子さんに伝え、

最期まで「治る」ことを目標に過ごされたのだと思いました。


その思いを受け止め、

「あなたのことを、

あなたのやりたいことを支え続ける」

と言い切った三恵子さんは、

やっぱり 斉藤仁さんの妻としての務めを

十分果たされたのだと思いました。



夫婦としての在り方を考える、

そんな機会にもなったと思いました。


私だったら、どうしたのかな?


そんなことを考えています。






斉藤三恵子さんも、らふの会員になってくださっています。

私たちには、仲間がいっぱい。

「蓮尾さんの方が、私たちより、いろんな看護師や医療者につながってる」

と今日も言われました。



最近そのことを、自分で気づくほど、

私の周りにいろんな方がいてくださっています。

だから、この活動をずっとずっと続けていきたいと

私たちだからできることがあると思って、

みんなで頑張りたいと思います。


お越しくださった皆様、本当にありがとうございました。









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