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zoom RSS 12/20(木)今日の訪問者・・・

<<   作成日時 : 2018/12/22 23:15   >>

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この日、サロンに来てくれたのは、26歳男子。

息子みたいな年齢です。

理事の柴本さんが、ヤングケアラーの会に行って、

この男性の話を聞いて、らふへ連れていきたいと言ってくれて、

この日ようやく京都から来てくれました。


彼は、小学校の時におかあさんが乳がんになり、

その後しばらくお元気でいたそうですが、

再発し、中学3年生の時に他界されたのだそうです。


お母さんご本人も、おとうさんも、

子供である、自分と妹に一切がんであることを

話さなかったのだそうです。


家でいるお母さんの様子を見て、

脱毛する、嘔吐したり、しんどそうにしている姿を見ながら、

自分でいろいろ調べてみたそうです。

「がんなんだな・・・」と気づいていたけれど、

親が言わないので、聞くことも出来ず、

人に相談することもできず、

自分の思いを閉じ込めたのだと話してくれました。

そんなストレスが、いろいろな方面にでることになり、

人の痛みや、人の気持ちを考えることが難しくなったのだと

話してくれました。


家でいたお母さんが、おなかの調子が悪いと言って、

おとうさんが病院へ連れて行って、

それっきり。



何が起こったのか?

そんなに悪かったのか?


あの時、なぜ自分たち子供に話してくれなかったのだろう?

話してくれていたら、お母さんはどう思っていたのか?

自分のこと、妹のこと、これからのこと、今までのこと、

いろんな話が出来たんじゃないか?

もっと豊かな時間を過ごせたんじゃないか?


そんな風に話してくれました。





私は、

お子さんに自分のがんのことを話していないという方と

お話する機会もよくあります。

小さいお子さんの時もあれば、

もう高校生だというお子さんもいますし、

中には成人して、立派に家庭を持つお子さんもいました。


話さない、という理由はそれぞれでした。

それぞれのお子さんにお会いしたこともないのですが、

皆さん、お子さんのメンタルが弱いから・・・

という理由が多いように思います。


でも、親が思っているより、子供たちは成長していて、

「お母さんが大変なら、自分も手伝うわ」ってことが多いように思います。

理由を知らず、お母さんが寝込んだり、具合が悪かったり、

そしてある日突然亡くなるなんて、

子供たちにとって、そんな恐怖はないように思うのです。


今年の春に大腸がんの患者さんが長い闘病の末に

亡くなられました。

最後は自宅で。

この方も、高校生の娘は何もできない、と言っていたのですが、

なんと、最後はおむつまで替えてくれました。

訪問看護師さんがこの娘さんに教えて、

介護に加わってくれました。

ご本人は私に

「まさかあの子がこんなことしてくれると思ってなかった〜」って

話してましたが、とっても嬉しそうでした。

介護をしていたご主人も、嬉しかったのだと思います。

だから、最期まで家で過ごすこともできたのかな?とも思います。

「ぜったい、家でなんて無理です」と言っていたのに。

「自分の思い」と「家族それぞれの思い」は、違うのだと思います。



生きることも、死ぬことも、


見送る側にも、見送られる側にも、


「備え」と「覚悟」が必要です。



それは、がんになり、「死ぬかもしれない」と

「死」を覚悟するということだけではありません。

がんであれ、ほかの病気であれ、

また元気な今の自分でも、

必要な「備え」と「覚悟」なのです。



だって、誰もみんな最期がやってくるのですから。




「中学高校生くらいになれば、

私は大人と同じようにしっかりして、

自分を持っていると思う。って話すのよ」


と、この日来てくれた彼に話したら、



「本当に、そう思う。

僕は、まだ自分で理解できたけど、妹はどうだったんだろう?

何事が起ったんだ?って思っていたと思う。」



そう話してくれました。

意外と子供のことを理解していないのは、

親なのかもしれません・・・



もっと、子供の力を信じていいように思うのですが、

どうですか?



子供が二人とも結婚をして、

孫まで出来た私ですが、



それでわかったこともあります。

「安心」した反面

さらに「心配」にもなりました。



ほんまに大丈夫なんかな〜?

やっていけるのかな〜?



ってね。


いくつになっても、親というのはそういうもんだということを

自分のことを考えて思うのです。


息子の年齢で、私は夫と二人で、

シンガポールで暮らし、子供も産んで育てていたのに。

あの時、私たちは何も怖いものなどなかった。


でも、親はめっちゃくちゃ心配してたんだなと

今思う。(笑)



そんなもんだということですな。









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