10/19 人生100年時代に備える市民塾「がん」開催しました~

4620693218515832184.3DB044D4B3BCDE69AB65FDB628E7FE19.19101911.JPG

りんくう総合医療センター教育研修棟にて、10月19日 公益財団法人笹川保健財団助成事業として

人生100年時代に備える市民塾「がん」を開催しました。

当日は、登壇者、スタッフ含め82名参加。

いつもと違うのは、泉佐野泉南医師会看護専門学校の学生42名が参加してくれているということ。

そう、年齢が若いのです。

第一部は、近畿大学病院 がんセンター緩和ケアセンター 医師 酒井清裕先生による

「がんになったらどうする?どうなる?」の講演では、

IMG_0875.JPG

「がん」って、何なのか?

どんな治療があり、どんな副作用があるのか?

もし、治療が出来なくなったらどうするのか?

相談するところはどこなのか?

情報や地域の社会的資源をどこで知ればいいのか?など

いろんな話をわかりやすく、お話下さいました。


第二部では、体験者のお話「がんと言われた私に何が出来たのか?」と題して

らふの会員でもある、中井美樹さんが自分の体験談を話してくださいました。

4620693218515832184.15FAF09E6CDB15C1AD4EB22007BB27E5.19101911.JPG

告知を受け、治療を受けた時の迷いや思い、仕事のこと、お金のこと、家族のこと、生活のこと

これからのこと、いろんな話をしてくださいました。

自分がいろんなことに困った時、上手に情報を得る術を彼女は持っていたと思います。

とても冷静に物事を考えられる人であること、当時新聞記者という職業であったこともあって、

自分の治療や情報を得ることについても、取材のように、いろんな情報を取ったり、

いろんなところへ足を運んでいたように思います。

罹患前から、私との面識があったこともあり(取材に来てくれました)

患者と関わる機会が既にあったことは、大きかったのではないかとも思います。

告知を受けて、間もなく、らふへきて、

その時に集まっていた仲間がそれぞれ、全摘、部分切除、人工乳房、自家組織での再建した人…などで

それらを全部をいっぺんに見ることが出来たのは、彼女くらいかもしれません。

初めから、わりと恐れることなく冷静にいろんなことを受け止めているように見えました。

でも、いろんな迷いや「想定外のこと」が起こりそれらを乗り越える時に、看護師に相談しました。

その時に、看護師に

「想定外も 想定内」

思っていない結果になることもあるけれど、それも想定内だと思って、

今できる最善を尽くそう、といろんなエビデンスのある情報を持ってきてくれたり、

考えてくれた。それがとてもありがたかったと話されていました。

そして、「いろんな体験者のブログやSNSを読んだ」と話されました。

基本…私は、「人のブログは見ない方が良い」と伝えます。

なぜなら、この人はこんな治療をしていて、私のと似てるから、私もこうなるんだ…と

勝手に自分の状況と重ねて、しんどい思いをする人がほとんどだから。

でも、彼女は違っていた。

なぜ、人のブログや体験を見るのか?


「患者さんは、患者のプロだから、患者にしかわからない情報を知っている。

だから、それを参考にした。」と。


そして、

「私は、その人の治療について、病気のことについては、参考にしないようにした。

治療は人それぞれだし、効果も副作用も違う。

医療はやっぱり、医療のプロである、先生や看護師さんに聞く方良いとわかっていたから」

そう話されました。


あぁ、そうか、こんな風に考えられる人もいるんだな。

だとしたら、人のブログも確かに有益だな、とちょっと反省しました。

でも、なかなか、ここまで出来る人はいませんからね。


「私は、あくまでも、私のこととしてお話しています。」

ということも忘れない。

人それぞれ、違う、ということをちゃんと話される。


素晴らしいお話を聞かせて頂いて、私もいろんな反省と学びになりました。


IMG_0889.JPG
IMG_0886.JPG

第三部は、酒井先生と中井さんとの座談会。

たくさんの質問を頂き、とても盛り上がりました。


酒井先生も、中井さんもお二人の話で共通していたことは、

一人で悩まず、誰かに相談すること。

コミュニケーションを自分からとることが大事で、

正しい情報を得て、誰かに相談したら、

必ず答えてくれる人がある。

そして、様々な制度や窓口、人につながるから、

自分から困りごとを伝えることが大事、と話してくださいました。


半分が看護学生でしたが、とってもまじめに一所懸命メモを取り、

たくさん学んでくださったようでした。



アンケートの結果も素晴らしく、学生さんたちが自分のこととした考えたり、

これからのことをもっと考えたいという前向きな話もありました。


むやみに恐れず、がんを正しく学ぶと、

これからの未来が見えてくるのだと思いました。

正しく知って、正しく恐れ、備えと覚悟を持つ。

どう生きるか?何が必要か?を考えるのだと。


「お金(がん治療の費用)」についての質問が多くて、ちょっと驚いたとともに、

生きることを考えるとそこをちゃんと考えるようになるんだなと

改めて知った次第です。


「備える」お金のことも、また出来たらいいなと思いました。


お越しいただいた皆さん、本当にありがとうございました。

次は、12月1日(日)

100年時代に備える市民塾「認知症」をやります。


がん患者のサポートじゃないの?

と思われてます?


がん患者も認知症になるし、

認知症の方もがんになる。

そして、がん患者の家族が認知症であったり、

認知症のご家族が、がんになったり。


どちらもよく知って、対応することが大事ですからね。

やりますよ。









ブログ気持玉

クリックして気持ちを伝えよう!

ログインしてクリックすれば、自分のブログへのリンクが付きます。

→ログインへ

なるほど(納得、参考になった、ヘー)
驚いた
面白い
ナイス
ガッツ(がんばれ!)
かわいい

気持玉数 : 0

この記事へのコメント