6/23(火)ご相談

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お電話を頂き、お越しくださいました。

お仕事に復帰されるので、パッドを見たい、と。

色々ネットで見ているけど、実際を見たことがないし。

そこにあるなら、見てみたいんですけどいいですか?

と、お電話を土曜日にいただき、今日お越しいただきました。

ご主人とお二人でお越しくださいました。


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下着やウィッグなどの展示しているサロンを見て、

こんなにいろいろあるんですね。

抗がん剤治療をしていたら、必要ですもんね、と

明るくお話下さる患者さん。

いろいろお聞きしていたら、自分の主治医からの説明がほとんどなく、

専門用語を言われてもわからない、乳がん治療についての冊子ももらっていない、

不安や不満がたくさんあるご様子でした。

医師からの「納得いく」「説明」が患者になくても、

医師が「説明した」と思えば、それは医師の思う「患者が納得した説明」になるのかな?

患者側は「ここの同意書に名前書いといてください」と言われたら、

「わからない自分が悪いんだよな…」なんて思って、サインしてしまう。

これ、実はとて多い、普通にあるんですよね。

でも、本当は、「同意書」なので、理解できるように説明する責任が医療者には

あるはずなんです。

だけど、うちに来る患者さんのほとんどが、理解されていません。

私は出来るだけ、わかっていらっしゃらないであろう言葉をわかる言葉に変えて

私がわかる範囲で説明をします。冊子も見せて、

国立がん研究センターがん情報サービス」を伝えて。

もちろん、治療が良い、悪いではなく、

基本的な説明ですが、「リンパ節」がとか、「ホルモンの受容体が…」とか

何にも知らない、今初めてがん告知を受けた人がわかるわけない話を

患者さんや家族にしたら、「いきなり」言われるわけです。

わかるわけありませんよね。

でも、そこに気づかない、医療者が多すぎます。

「知ってるでしょ?これくらい」とか

「がんかもしれないって言ってるんだから、調べてきてるでしょ?」って

思ってるんですよね、きっと。


でも、しらないですよね~そんなこと。

調べていくにも、何をどう知っていたらいいのか?わかるはずもない。

だから、このブログを読んでくださっている患者さんの中で、

「知らないことは恥なのか?」と思っている方もいるかも知れませんが、

「普通のこと」ですからね。

逆に、そんなにちゃんとわかっている人なんて、ほぼいません。

調べすぎて、トンチンカンなことを言われる患者さんもいます。


がん診療連携拠点病院には、「がん相談支援センター」があります。

今は、専門看護師、認定看護師と言って、

大学院で学んだり、研修を受けた看護師さんに話を聞く場「看護外来」もあります。

でも誰もそれらを教えてくれなかった、心配事がないかと聞いてくれなかったと

話されました。


うーーーーーん


いつまでたっても不安や悩みが解決されません。

もちろん、丁寧に説明してくださる病院、医師、看護師もあります。

でも、まだまだこんな感じなんだな、と思いました。


せめて、この地域だけでも、こういう状況にならないように、

私たちと関わってくださっている皆さんには、お伝えし、

共に困りごとを一緒に解決できるように連携を取りたいと思います。


全国にある、がん相談支援センターの皆さんは、頑張っておられるのかもしれません。

でも、厳しい言い方をすれば、病院内で、皆さんの存在は大きくないのかもしれません。

院内で、「頼られる存在」でしょうか?

相談支援は、患者や家族にとってもそうですが、

医療者側にとっても、大きな助け、サポートになるはずです。


わたしなら、信頼できる相談支援センターがあれば、

「ここに行って、〇〇さんに相談して」と言うんだけどな・・・


どうか、そんな場所になってほしい、とつくづく願います。


今日の患者さんとご主人には、病院のHPを確認し、

その存在を伝え、是非相談に行ってみてほしいと

お伝えしました。



「手術の前に教えてほしかったよな~」

そうご主人は話されました。きっと不安でいらしたんですよね。

今日は、いっぱい冊子やサイトをお見せして、

必要な情報をお持ち帰り頂き、

パットの試着もされて、いろいろ試していただきました。


「本当に来てよかった。あ~すっきりしました」


そう言っていただき、帰り際何度も、

「あ~良かった。良かったわ~」と

ご主人に話しておられる姿に、嬉しくなりました。

でも、同時にこのコロナの時期に、つらかっただろうなと

その思いを病院側に伝えられなかったことを残念に思いました。



相談支援って、自分から言わないと受けられないですよね…

どうか、皆さんの口から、こんなことで困っているんです、って


どんな小さなことでもいいので、伝えて、

「相談支援を受けたいです」って言ってくださいね。

みんなの声が、相談支援の力を強くするはずですから。

患者さんも、

相談支援をする側も、

不安や不満を無くすために。



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